草食系投資で1億円!!

独立系FP(1級・CFP)による、日々の相場の動きに一喜一憂することなく、インカムゲインをメインとした草食系投資で資産を増やしていくことを主眼にしたブログです。

タグ:スワップ投資

 先週末、週をまたぐことなく107.98円で米ドル円のポジションを全て売ってしまったので、今週の米ドル高の恩恵は全然受けられませんでした

今は実需により米ドルが買われていますが、今回のコロナショックが落ち着けば、米ドル高も落ち着くかな、と見ています。

 私はこれまで、米ドルの金利が先進国通貨の中では高く、値動きもそれほど激しくなかったため、米ドル円でのスワップ投資をしてきましたが、米ドルも実質0金利となってしまった今となっては続けていく必要もありません。

ですので世界情勢が落ち着いて先進国の金利が上がって来るまではスワップ投資はやめます。FXによる投資は余程円高が進む等があれば、将来の円安を見越してポジションを作ることもあるかもしれませんが、現時点では全くの白紙状態で、FX口座の資金も全て引き上げてしまいました。

今年の収支は+194,000円程と税金のかからない範囲にとどまっているので、その意味からも丁度いいタイミングだと思います。


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与党が勝てば株高円安がセオリーだが…

 本日7月21日に投開票が行われる参議院議員選挙。一般的には与党が勝利(何をもって勝利かわかりにくいですが)すれば、ご祝儀相場として株価が上がり、それに伴って為替が円安となります。

 今回も与党が勝利したと市場が判断すれば、週明け月曜日は同じ現象がみられる可能性が高いですが、もう少し先までを考えると為替は円高になりそうな材料でいっぱいです。

 

日米貿易交渉では為替も俎上に

 特に参議院議員選挙が終わるまでは本格的な協議に入っていない日米貿易交渉では、相当厳しい交渉に迫られるのは必至です。

 過去の円相場の歴史を見ると、アメリカの要人が円相場について発言すると大きく動くことも多く、EUに対してもユーロ安米ドル高に誘導しているとEU諸国に批判しているトランプ大統領が、日本に対しても交渉の中で米ドル円相場に言及している可能性は否定できません。

 また7月のFOMCでアメリカの金利を0.25ないし0.5%下げることがコンセンサスとなっており、日米の金利差が縮小すると円高が進みやすくなることも考えられます。  

8月は105円?

 私の7月の米ドル円定期購入は、19日に107.5円で指値していたポジションが約定しました。購入数は1,163通貨で、レバレッジは1.026倍となりました。

 来月までに為替がどれほど動いているかはわかりませんが、8月は105円で購入するようなことになるかもしれません。長期投資においては下押し(円高)になる時期も重要ですので、焦らずじっくりと購入していきたいと思います。



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米朝会談決裂の影響は軽微?

 昨日は期待されていた米朝会談の進展がなく決裂したというニュースを受けて後場の日経平均は引けにかけて下落、為替は円高に進みましたが、本日の日経平均および昨夜からの為替相場を見ていると、影響は軽いものだったようです。
 中途半端な妥結よりも、譲れない部分を譲らなかったトランプ大統領の姿勢には好感が持てました。約束を約束とも思わない国との交渉に関しては日本も見習うべきだと思います。  

毎月1日にバリュー平均法で買っている米ドル/円だが…

 さて私は毎月1日にバリュー平均法により米ドル/円を買って(売って)いますが、1月・2月に比べて緩やかな円安となっているため、今月は買い増しすることはできませんでした。買い増しできないのは今あるポジションの評価額が上がっている証拠なので、別に不満はないのですが、最低でもあと1か月は為替に関してはやることがなくなってしまい暇です。
でも投資で資産を増やすこと=暇だと理解しているので、仕方のないことだと思います。これが嫌なら他の投資法に切り替えるしかありません。

円安方向は続くのか?

 今後の為替相場ですが、3月は日本の機関投資家の米ドル買い需要の高まりで、米ドル/円の下値は限定的かと思いますし、ポンド/円もノーディールブレグジット(合意なきEU離脱)の可能性が低くなり、再国民投票の道筋が見えてきたことから、ポンド高になりやすいと思われます。
しかし、EU圏やチャイナの経済状況はよろしくないため、重大な事案が表面化すると急速な円高になりますので、常に警戒は怠らないようにしなければなりません。
もしその時期が日本のゴールデンウイークと重なるようであれば、年初に続いてフラッシュクラッシュが起こる可能性もありますので、レバレッジに注意してポジションを持つことが重要です。

 でも多くの日本人にこの危険性は知られてきていますので、その裏をかいてゴールデンウイークの数週前か後の週初のオセアニア時間に仕掛けられるかもしれません。まあそのタイミングについては一般人にはわかりませんね。



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FXのスワップ投資とバリュー平均法

 FXでスワップ投資(高金利の通貨を買い金利差を受け取る投資)をしている方は多く、裁量でポジションを取る方、ドルコスト平均法で買い増しをしている方等投資方法は様々ですが、バリュー平均法を利用されている方はほとんど見たことがありません。

 しかしながらFXのスワップ投資こそバリュー平均法のメリットが生かせる投資方法ではないかと思います。それはなぜかと言いますと、バリュー平均法のデメリットである相場が下がるときの追加投資を市場に自分の資金を晒すことなくできるからです。

FXではレバレッジを効かすことによって市場に晒している資金の数倍(最高で25倍)までの取引ができます。その特性を活かすことによってバリュー平均法を少ないリスクで行うことができるのです。  

追加資金を入れずにレバレッジを効かすとは?

 具体的な例で考えてみましょう。

 例えばあなたが米ドルを10,000通貨買うとします。現在のレートは1ドル=約110円ですので、110万円の資金が必要です。110万円で10,000通貨買った次の月に1ドルが100円になったとしますと、110万円分の価値を維持しようとしますと、110万÷100円-10,000通貨=1,000通貨の買い増しが必要ですので、現物取引であれば1,000通貨×100円=100,000円の新たな資金が必要ですがレバレッジを効かすと追加資金なしで1,000通貨買うことができます。

そして相場が上昇したら売り、下落したらレバレッジを効かして買い増せば、余程の下落に合わない限り資金の追加なしに運用していくことができます。さらに米ドル/円のスワップポイントは10,000通貨当たり70円ぐらい受け取れるのですが、このスワップポイントはアメリカと日本の金利差が変わらない限り、日本円にして110万円に対して受け取れるので相場が上下どちらに動いても一定の額が受け取れます。  

元々のポジションにレバレッジをかけすぎないことがポイント

 FXでスワップ投資をするにあたって最初のポジションからある程度のレバレッジをかけている方も多いですが、相場が下がった時に買い増して平均取得単価を低くしようとする場合には、最初のポジションにはレバレッジをかけないもしくは低レバレッジにする方が無難です。そうしなければ年初に起きたフラッシュクラッシュのようなことが起きるとポジションを維持できずに強制決済を食らう可能性が高まります。

 レバレッジは使い方次第で武器にもなりますが凶器にもなりますので、この投資法を実践するにあたっては武器として使えるようにレバレッジは抑え気味に始める方のがポイントだと言えます。 



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