草食系投資で1億円!!

独立系FP(1級・CFP)による、日々の相場の動きに一喜一憂することなく、インカムゲインをメインとした草食系投資で資産を増やしていくことを主眼にしたブログです。

カテゴリ:長期投資 > NISA



 前回の記事はゴールデンウイーク中だったということで、8カ月も放置してしまいましたが、この8カ月間での大きな変化といえば、金余りでの株価上昇により新規ポジションはほとんどとれず、3月に相場が下がった時に取れたポジションの一部を利確できたことぐらいでした。

5月の時点ではボロボロだったNISA口座は?

 まずNISA口座ですが、2019年、2020年枠合わせて1,929,800円分の日本株を所有しており、含み損が194,490円、率にして約10.1%のマイナスです(これまで受け取った配当は除く)。

 5月と比べると(6301)コマツを5年分の配当分だけ値を上げた時に売ったため、総所有額が減っていることもありますが、含み損の率も減っていることは何よりです。これくらいの含み損であれば配当で埋めれる範囲内ですので、これくらいを最低ラインとして頑張ってくれればと思います。

  

個別株は順調だが…

 一方個別株はNISAよりも配当利回りが高いところで買っていますのでプラスを維持しています。

 金額的には2,485,100円分の購入に対しての含み益が341,780円、率にして13.75%のプラスです。

  順調に推移しているのですが、悔いが残るのは年末の株高で損だしが上手く行かなかったことです。配当が出た時点でマイナスになっている株は損出しをしていけば、税金が減りますし含み益を多くできますので、来年は早め早めに損出しをしていきたいと思います。

  

積み立て系も順調

 iDeCoの元本保証されていない分の金融資産は、今年は利益確定(+20%で利益確定)をしていますので現時点では16,434円分の購入に対して1,015円の含み益、率にして6.17%のプラスです。保有額も少額ですし、iDeCoの場合は相場が下がった時に動員する元本保証されている資金がプールしてあるので、相場が下がった時の耐性があるので安心しています。

 つみたてnisa(妻の分)は、つみたて額が410,026円に対して、含み益が55,970円、率にして13.65%と順調に育っています。こちらも含み益が20%に達したら売却というルールですので、利益を確定するチャンスがあるかもしれません。

 ということで5月に比べると相場全体の上昇の恩恵を受けて順調に資産を育てていけているようです。2021年はコロナの関係や覇権争い(アメリカ国内、世界)の行方といった不透明な要素は多々ありますが、ピンチをチャンスに変えるべく、ブレずに淡々と投資をしていければと思います。  



金融・投資ランキング

 新型肺炎の影響か、一昨日と昨日のダウ平均は合わせて2000ドル近い下げとなり、日経平均もつれて下げました。そもそもNYダウが30,000ドル近くまで上がっていることが不自然と考える(バブル?!)と考える向きもあり、市場関係者はリスク回避に動いているのかもしれません。  

 この後に『○○ショック』となるかはわかりませんが、株価が下がるのをじっと待っている身としては、例え暴落が来ても恐れることなく(指値を動かすことなく)着々と買い増していかなくてはなりません。   

 実際に私のポジションは、昨日の初値でキヤノンの株が配当利回り6%にあたる2,667円で約定しました。2月も末になってこれが今年のNISA口座初約定となりました。今後も下がってきたところで高配当株を買い増し、気長に値上がりを待ちたいと思いますが、今回はどれくらい買えるでしょうか?!



金融・投資ランキング

NYダウが今年最大の下げ

 3週間前に史上最高値を更新したNYダウですが、7月FOMCの利下げ幅が0.25%にとどまり、米中の貿易戦争再会を経て昨日は767ドルも下げ、最高値からすでに1,700ドル近く下がってきました。

昨日の下げは今年最大の下げ幅だったため、そのインパクトは大きく今日の日経平均株価も大きく値を下げて始まりました。

  

為替操作国認定による円高

 さらに日本時間の今日早朝には、アメリカ財務省が中国が自国の通貨を不正に安値に誘導しているとして25年ぶりに為替操作国に認定すると発表しました。今さら感は拭えませんが、あえてここで正式に為替操作国認定をしたことにより、アメリカの本気を示したと言えます。

 これにより、さらに世界経済の不透明感が増したとして米ドル円は一時105円50銭近くまで急騰しましたが、その後マイナスで推移していたNYダウ先物がプラスになったため、米ドル円は107円近くまで円安となり、日経平均株価も下げ幅を縮めました。

  

今日は約定ラッシュになるかと思ったが…

 朝の日経平均および個別株の下げ幅を見て、今日は下値で指値をしていた銘柄が次々と約定するのではないかと思いましたが、結局は住友商事(8053)を1,486円で100株購入するだけにとどまりました。

 これで今年のNISA口座の枠は残り50万円ほどとなりました。今回の下げが一過性のものでなければ近いうちにすべての枠が使い切れるかもしれません。その時には特定口座での購入に移行します。  

 私の現在の購入基準は大型株で高配当(購入時年率6%)以上のものと、高いハードルを設けていますが、今日のような急落相場は株価が行き過ぎることが多いので意外と指値にかかってくれます。安値で買って長期保有するには有難い相場です。



金融・投資ランキング

GDP速報値をネタに日経平均は上げて始まったものの

 本日5月20日に発表された2019年1-3月期のGDP速報値が前期比+0.5%、年率換算+2.1%と、マイナス予想に反してプラスの数値が出たことで、今日の日経平均は一時+150円以上上がりましたが、内容を良く見てみると①輸出以上に輸入が減った(国内需要が大きく減った)こと②民間在庫が増えていること、が寄与していることが分かったため、その後の日経平均はじわじわと上げ幅を縮める展開となりました。

 ①も②も国内需要が減っていることを指していますし、設備投資、個人投資もマイナスになっていることから、今回の内容は数字のトリックのようなGDPがプラスという結果だと言えます。

 今回の数値が見た目上プラス(財務省はマスコミを使って殊更にプラスであることを強調するでしょう)となったことにより、景気悪化による消費税増税凍結は必要ないという結論につなげるつもりだと思われます。

 

日経平均の上げとは逆に大幅に売られたJFEHD(5411)

 さてそんな中、鉄鋼大手JFEホールディングス(5411)が前週末終値の1,633円から1,583円まで3%超も売り込まれました。おかげで配当利回り6%の1,583円の指値が刺さり、NISA口座に新たなポジションが生まれました。

   これで2019年のNISA枠はJT(2914)に続いて2銘柄目の購入となりました。今年のNISA枠はあと80万円弱となりました。あと7か月のうちにこの枠が埋まってくれれば嬉しいですが、下値で待つ戦法であるからには、どうなるかは全くわかりません。

さらに株価が下がったら…

 今回配当利回り6%で100株購入したJFEホールディングス(5411)ですが、さらに株価が下がっていったらどうするのかということですが、次は配当利回り7%のところ(1,357円)に指値を置いて待ちます。さらに下がれば8%(1,188円)で購入します。俗にいうナンピンで長期保有する感じです。但しその場合は枠の関係でNISAで買わずに通常枠で買うことになるとは思います。さて、そこまで行くのかはわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。  



金融・投資ランキング

2019年の初約定はJT株

 ここのところNYダウやS&P500、日経平均も高値付近で落ち着いていて、安いところで株が買えるのはゴールデンウイークの前の週かゴールデンウイーク明けだと思っていましたが、1週間早くJT(2914)株の指値注文が2,564円で100株約定しました。

これは配当利回り年率6%の値に指値をしてほったらかしていたもので、下手すると買うことができないのではないかと思っていたのですが、意外とあっさりと約定してしまいました。最近JT株はさえないのでもっと株価が下がる可能性も高いですが、長期保有するつもりですので気にしていません。もし配当利回りが7%(現在の配当から計算すると2,200円)になれば買い増すつもりです。

NISAでの長期保有は5年後の株価との比較で考える

 高配当狙いで株を買う場合、通常口座であれば年末に株価が下がっていたら、配当分で含み損を消して買いなおし、税金がかからないよう調整しますが、NISA口座の場合は非課税ですので考え方が異なります。

 NISA口座の場合は5年間は非課税ですので5年後に株価が受取配当以上に下げていなければ最悪損にはなりません。ですので配当6%とすると5年丸々保有できれば30%下がっても手数料分しかマイナスにならないのです。

また、それ以上下がったら5年後には損が確定してしまいますが、その時にはその価格で多く買うことができますので、さらに5年後とのトータルで見ればプラスにすることも容易くなります。

来週はイースター明け&ゴールデンウイーク前

 今週は欧米勢がイースター前で為替を中心に売買量が少なかったようですが、来週は休み明けで売買意欲が旺盛になっていることも考えられますし、さらに日本のゴールデンウイーク前の手じまい等が重なり、値が大きく上下することも考えられます。

 私のように長期で投資を考えている者にとってはあまり影響がない(下で指値が刺されば嬉しいぐらい)のですが、信用買い等のポジションを持っておられる方はポジションをクローズされ特法がいいと思います。そうしないと「楽しい10連休」が「恐怖の10連休」になりかねませんよ。





金融・投資ランキング

このページのトップヘ