草食系投資で1億円!!

独立系FP(1級・CFP)による、日々の相場の動きに一喜一憂することなく、インカムゲインをメインとした草食系投資で資産を増やしていくことを主眼にしたブログです。

カテゴリ: 時事ネタ

 前回の記事で今年の年初は平穏だ、という趣旨のことを書いたすぐあとぐらいにアメリカがイランの革命防衛隊“コッズ部隊”のソレイマニ司令官を殺害したという報道がなされ、ドル円が108円を割れる程の円高になりました。

しかし調べてみると彼らはイラン国家の意思とは別に、反米活動(タンカー襲撃やドローンによるサウジアラビアの石油施設襲撃)を繰り返している集団で、イラン国内の中の一過激派のボスにすぎないようです。ある意味イラン国民にとっても迷惑な集団なので、表向きはイランも批難声明を出していますが、裏では収め所がある程度決まっているようです。

 一部で言われているようなアメリカとイランの全面戦争になることはまずないと思います。もし戦争をやる気ならイラン沖に米艦隊が集まっているはずですが、それがないことからも本気でやりあうつもりはなく、ソレイマニ司令官を狙い撃ちしただけだということがわかります。(なんでもトランプたたきに利用したい人にはわからないかもしれません)

 ということで今日の日本市場は大した動きがないのではと思っていましたが、何と一時期500円以上の暴落という全く予想外の動きとなりました。石油関連や軍事関連は買われましたが、その他は軒並み下がっているようです。私的には上げ過ぎた株価を下げる口実に使われたと考えていますが、買っていくにはまだ高いと思っていますので、しばらくは様子を見て日経平均が20,000円、ドル円が105円の攻防になるころに買い始めるぐらいの意識でいたいと思います。



金融・投資ランキング

G20で重要なことが決まるとは思えないが…

 今日6月28日から大阪でG20が行われています。世界の主要国の首脳が一堂に会して話し合いを行うというと、世界を動かす重要なことが決まるように聞こえますが、今やG7でも物事が決まらないのに20+招待国がそれぞれの思惑で意見を出し合っても、『船頭多くして船山に上る』で中途半端な妥協の産物を発表するだけのような気がしてなりません。

 むしろこれを機に2国間で話し合う中での合意に相場を動かす大きなものがあるかもしれません。ただしそのサプライズが相場にポジティブな影響を与えるかネガティブな影響を与えるか(ヘッジファンド等がどちらに動かそうとするか)はわかりません。そのリスクヘッジのためか東京市場の前場では利益確定の売りに押されて日経平均は118円ほど下がっています。

長期投資的には無風だった6月

 6月は大きな下落により拾えるような銘柄もなく(私的にですが)、毎月購入しているつみたてnisaやiDeCOのみの取引に終わりました。為替も米ドル円にして2円ぐらいしか動いていませんので、心理的な動揺もほとんどない1カ月でした。

 長期投資はこういった月が多く本当に暇な方法です。だからこそ本業に影響を与えずに淡々と取引できるのですが、正直言って面白くはない投資法です。  

週明けのフラッシュクラッシュに注意

 今月の投資は今日で終わりですが、週明け7月1日の早朝の為替相場は、週末のニュースの影響によるフラッシュクラッシュに注意が必要だと思います。  

私も米ドル円に関しては1月3日に起こったフラッシュクラッシュの最安値に近い105円で指値をしておくことにします。何も起こらなければ指値の位置を変えて7月の定期購入をします。はてさてどうなりますでしょうか? 



金融・投資ランキング

このページのトップヘ