G20で重要なことが決まるとは思えないが…
今日6月28日から大阪でG20が行われています。世界の主要国の首脳が一堂に会して話し合いを行うというと、世界を動かす重要なことが決まるように聞こえますが、今やG7でも物事が決まらないのに20+招待国がそれぞれの思惑で意見を出し合っても、『船頭多くして船山に上る』で中途半端な妥協の産物を発表するだけのような気がしてなりません。むしろこれを機に2国間で話し合う中での合意に相場を動かす大きなものがあるかもしれません。ただしそのサプライズが相場にポジティブな影響を与えるかネガティブな影響を与えるか(ヘッジファンド等がどちらに動かそうとするか)はわかりません。そのリスクヘッジのためか東京市場の前場では利益確定の売りに押されて日経平均は118円ほど下がっています。
長期投資的には無風だった6月
6月は大きな下落により拾えるような銘柄もなく(私的にですが)、毎月購入しているつみたてnisaやiDeCOのみの取引に終わりました。為替も米ドル円にして2円ぐらいしか動いていませんので、心理的な動揺もほとんどない1カ月でした。長期投資はこういった月が多く本当に暇な方法です。だからこそ本業に影響を与えずに淡々と取引できるのですが、正直言って面白くはない投資法です。
週明けのフラッシュクラッシュに注意
今月の投資は今日で終わりですが、週明け7月1日の早朝の為替相場は、週末のニュースの影響によるフラッシュクラッシュに注意が必要だと思います。私も米ドル円に関しては1月3日に起こったフラッシュクラッシュの最安値に近い105円で指値をしておくことにします。何も起こらなければ指値の位置を変えて7月の定期購入をします。はてさてどうなりますでしょうか?

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