草食系投資で1億円!!

独立系FP(1級・CFP)による、日々の相場の動きに一喜一憂することなく、インカムゲインをメインとした草食系投資で資産を増やしていくことを主眼にしたブログです。

 2020年の為替相場は、株式相場が激しい上下動を繰り返しているのと違いあまり動きがありませんでしたが、今日ドル円が1ドル110円を超えてきました。これは2019年5月以降8カ月ぶりのこととなります。

 要因はアメリカ財務省がチャイナに対する為替操作国認定を外したことによるものと言われていますが、それならばこの後の米中貿易交渉の中で為替条項が含まれることの伏線の可能性が高いので、それが具体的なニュースになるとまた円高が若干進むのかな、と見ています。

 さてそんな中、私が平均建値で決済注文していた米ドル円のポジションが全決済されました。これは昨年のゴールデンウイーク後に買い始めたポジションで、ゴールデンウイーク前のポジションを暴落を警戒して全部決済し、その後に110.5円で買ったものです。

その後ゆるーく買い増して平均建値が110.088円まで下がっていたのですが、それが8カ月の時を経て決済されました。この間に得たスワップポイントは84,900円で、資金の1.4%に相当する額です。

税金面で考えれば2019年のうちに決済できてれば良かったのですが、そんなに都合よく相場が動くわけではないので仕方のないところです。

 今後スワップ狙いのポジションの取り方を見直すか、今まで通り月初に買っていくのかは思案中ですが、当面1ドル110円より円安の状況での買い増しは見送ろうかな、と思っています。



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 前回の記事で今年の年初は平穏だ、という趣旨のことを書いたすぐあとぐらいにアメリカがイランの革命防衛隊“コッズ部隊”のソレイマニ司令官を殺害したという報道がなされ、ドル円が108円を割れる程の円高になりました。

しかし調べてみると彼らはイラン国家の意思とは別に、反米活動(タンカー襲撃やドローンによるサウジアラビアの石油施設襲撃)を繰り返している集団で、イラン国内の中の一過激派のボスにすぎないようです。ある意味イラン国民にとっても迷惑な集団なので、表向きはイランも批難声明を出していますが、裏では収め所がある程度決まっているようです。

 一部で言われているようなアメリカとイランの全面戦争になることはまずないと思います。もし戦争をやる気ならイラン沖に米艦隊が集まっているはずですが、それがないことからも本気でやりあうつもりはなく、ソレイマニ司令官を狙い撃ちしただけだということがわかります。(なんでもトランプたたきに利用したい人にはわからないかもしれません)

 ということで今日の日本市場は大した動きがないのではと思っていましたが、何と一時期500円以上の暴落という全く予想外の動きとなりました。石油関連や軍事関連は買われましたが、その他は軒並み下がっているようです。私的には上げ過ぎた株価を下げる口実に使われたと考えていますが、買っていくにはまだ高いと思っていますので、しばらくは様子を見て日経平均が20,000円、ドル円が105円の攻防になるころに買い始めるぐらいの意識でいたいと思います。



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 あけましておめでとうございます。去年始めたこのブログも2年目になりました。相場状況によっては1カ月に1度の更新ですが、細々と投資記録として残していきたいと思います。

 今年は去年と違い現在のところ平穏な相場が続いており、NY市場では年初から330ドル上げ史上最高値を更新し、為替も大きな円高になることもなくドル円は108.5円前後で推移しています。

 今年も平穏な時期には力を溜めつつ(キャッシュポジションを増やし)、急落場面で淡々と買い増ししていく戦略を変えるつもりはありません。目先の利益に囚われず長期目線での投資になりますので、相場が順調な時にはやることがなく暇になり、下げ相場では逆張りとなり苦しい時期も来るとは思いますが、その後に得られる果実をじっと待ちたいと思います。



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